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田舎時間の理念

田舎とは何でしょうか?

田舎で連想する言葉というと、田んぼだったり、ゆったりと流れる時間だったり、おばあちゃんの手料理だったりします。
田舎と都会は違う空間です。田舎には、都会では見られない自然があります。里山、蛙、田んぼ、果樹園、滝などなど。都会とは違った生活のリズムがあります。雨が降ったら家にいます。収穫の前には台風が来ないようにお祈りします。四季のうつろいを、新芽の息吹で、作物の成長で、肌で感じることができます。自然や生き物とだけじゃありません。まわりの人との付き合い方が違うのにも驚きます。玄関の鍵をかけない村があります。畑作業を家族みんなでします。食事の時に近所の人がなんとなく入ってきてちょっと御馳走になって、なんとなく出て行ったりします。公民館にはみんなでしょっちゅう集まります。
もちろん、田舎は理想郷ではありません。やっぱり不便だし、おしゃれなお店はないし、近所付き合いが面倒なときだってあるし、畑作業だってたまにやると楽しいけど、毎日やれと言われたら悩んでしまいます。でも、都会に住む私達が失ったもの、大地から離れてしまってわからなくなってしまったものが、田舎にはあるのではないでしょうか。

田舎時間企画は、田舎という空間で、農作業を通じて、都会からと田舎からの両方の参加者に交流の場を提供します。都会からの参加者を農作業の労働力としても期待して欲しいです。
普段何気なくやりすごしている、食べるという行為、そこに行きつくまでの必要なプロセスを、五感で感じとって下さい。食べ物はそんなに簡単に作れません。自然と御先祖様に感謝して、いろんな努力と工夫と手間をかけないと手に入らないのです。普段とは違う日常の中で、自然に囲まれ地域の中で生きる自分を見つめることで、自分が大切にしたいもの、自分が忘れてしまったものが見つかるかもしれません。

日本の田舎はどんどん少なくなっています。自然は削られ、方言は忘れられ、ちょっとした風習がいつのまにか無くなっています。田舎時間企画では、田舎を楽しむだけではなく、田舎の価値を発見し、主張し、守っていきます。

都会に住む多くの人は帰る場所がありません。コンクリートと電波に囲まれて生活するしかありません。時間はかかると思いますが、田舎時間企画で提供する場所が、ちょっと帰ってみようかなと思える田舎になればいいな、と願っています。


運営
NPO「特定非営利活動法人田舎時間」として運営しています。 定款はこちら。

いなカエル定期便
過去の田舎時間の活動は、「いなカエル定期便」のバックナンバーをご覧ください。
バックナンバー:
創刊号(2008年6月発行)第2号(2008年12月発行)第3号(2009年6月発行)第4号(2010年1月発行)第5号(2010年6月発行)


よくある質問(FAQ)
Q:田舎時間の活動を一言でいうと?
農業体験を柱とする少人数(3~10名)の田舎体験1泊2日旅行です。

Q:参加方法を教えて下さい。
田舎時間への参加方法詳細はこのページをご覧下さい

Q:農家に宿泊できるのでしょうか?
実施しておりますが、普通の農家のお宅で宿泊するという事は、農家側の受入負担がとても大きいため、現在は少しずつ進めている段階であり、宿泊先は原則民宿とお考え下さい。

Q:宿泊する部屋は個室ですか?
民宿で一つの部屋に相部屋する事が多いです。個室を希望の場合は事前に御連絡下さい。

Q:どこで実施するのですか?
山形県上山市と石川県穴水町の2ヶ所での開催となります。体験プログラムと組織体制がある程度整ったら、他の地域でも行いたいと考えています。

Q:費用はどのくらいかかるのですか?
山形県上山市で1泊2日で実施する場合、全て込みで一人27,000円~35,000円です。費用のほとんどが交通費と宿泊費です。JRの安い新幹線チケットをとれるかどうかで費用が変わります。

Q:毎回農作業だけなのでしょうか?
農作業が多いですが、例えば正月行事の餅つきや、和紙面作りなど、農作業にこだわらず、「田舎時間」のコンセプトに合致するものならば特に制限はありません。

Q:農作業の時の服装は?
参加時の持ち物」を御覧下さい。虫にさされたり、植物にかぶれたり、トゲが刺さったりするので、夏でも長袖・長ズボンです。


スタッフ
貴山敬,1977年生まれ

小さい頃に田舎のおじいちゃんもおばあちゃんも亡くなってしまって、帰る田舎がなくなってしまっていた事に気がついたのは25歳の時でした。田舎に帰ったときの、あの安心感、周りの建物・人・文化に溶け込んでいる自分、自然に逆らわない日々、そういったものがもう一度欲しくて、田舎体験をできるところを探しました。ところが、数十人で田植え体験といったものはあっても、少人数で、家庭的な匂いのするものは、私が探せる範囲内にはなく、あったとしても味気ない文章説明だけで雰囲気がわからないので、それだったら自分で作ってしまおう、と思ったのが田舎時間設立のきっかけです。やはり飛び込みではうまくいかないと思い、友人のつてをたどっていって、最初に活動を開始した山形県上山市にたどりつきました。
井上正將,1974年生まれ

私は,首都圏生まれの首都圏育ち,今も東京都内で暮らしています。単純に田舎好き。田舎時間で過ごす土日は,本当にリフレッシュできます。体と頭を両方使って仕事をして,朝から夕方まで活動し,夜はきちんと寝て...語弊があるかも知れないけれど「正しい生活」って気がする。田舎の過疎化で里山が荒れて..とか,都会では鬱になる人が増えてます..とか。もうちょっと何とかできないかな?と思ってます。
「都会と田舎の相互補完的な仕組みをつくりたい。」 週末の1泊2日,田舎へ出かけていって,地元の人達の作業を手伝うことで人と人の交流を続け,「都会と田舎をつなげる」良い仕組みをつくるきっかけにしたい。
中山誠基,1974年生まれ

日本に憧れた帰国子女。
都会と田舎の刺激を両立できないか。日本はもっと面白くなるんじゃないか。
日々模索しながら、好奇心旺盛な草食恐竜は日本列島に拘り続ける。
真野秀太,1977年生まれ

普段は大手町でデスクワークの日々。田舎時間の週末は、朝5時に起きて新幹線に乗って9時には田舎に到着。週末の2日間、目一杯自然の中でからだを動かすと、ご飯が本当に美味しく、眠りも本当に深い。こんなに心地よい疲れは何事にも代え難く、この週末で僕はバランスを取り戻すことができます。
洒落たレストランや美しい夜景といった上手にアピールされ、すぐ目に飛び込んでくる都会の魅力と違って、田舎の魅力は見た目だけでは分かりません。実際に行って、五感で感じ取って初めてその魅力に気づくのです。田舎時間を通して、日本全国に秘められた田舎の魅力を発見し、アピールする手助けが出来たらと思っています。
佐野加奈,1976年生まれ

会社員して、チーズやワインの先生して、田舎時間をやって。3足のわらじはわたしにとってどれも大切。東京での生活は生まれ育ったトコロだけど、ちょっとせわしなく、ときどき緑いっぱいのなかですごしたくなるんです。東京時間と田舎時間、バランスよくすごせたらといつも感じています。そんな時間をみなさんとわかちあえますように。
竹前健太郎,1972年生まれ

田舎は良いですね。
海外旅行が好きでしたが、田舎時間に参加し、まだまだ知らない日本の魅力に気づき、俄然国内に目が向いています。

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