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田舎時間を終えて,,,

田舎時間を共有する
山口登市(やまぐちとういち)

47歳,男性,地方公務員(上山市役所総合政策課でまちづくり推進担当しています。以前には農林課で12年間仕事しました。)
山形県上山市在住, 妻、娘3人、父母の7人家族、3世代同居です。

受け入れ側としてでなく、一緒に交流させていただいての感想を述べます。
これまで何回か交流させていただきましたが、二つの新鮮な発見というか驚きがありました。
一つは、都会の青年達のすがすがしさを強烈に感じ、また都会の若者たちにこういうすばらしい人たちがいることに驚き、都会に対するイメージも少し変わりました。
二つ目は、上山や上山の農業に対する新たな発見です。
私の家は兼業農家です。販売は米だけで外は自家用です。こういう農家でありながら実際農作業をするというのは、年に数日だけです。多分貴山さんの方が多く農作業をしていると思います。この田舎時間にはリピーターが多いことですが、私達から見ると結構重労働なのに、楽しいと感じている人が多いことに驚いています。そういうことから感じるのは、私の実感にはないが農業にはすばらしさと大きな魅力、充実感が満載されているということなのですね。このごろ、あくせくときゅうきゅうと役所の仕事に埋没していると、体を使って汗をかく仕事が実に気持がいいということを感じてはいます。
それから、上山の良さや豊かさというものを実像として私達に教えていただいているように感じています。上山だからこそ、何回も来たくなるのか、外のところに行っても同じようになるのではと考えてしまいますが、やはり前者であると、この頃確信を持ちつつあります。環境や風景や食べ物・資源等、それに何よりも人という要因があってこそ、訪れる人の満足度があるのだと思います。 地元の住民にとって感謝の気持でいっぱいです。
新たな発見をし、地域に対する自信を取り戻すとてもいいきっかけになっています。ほんとうにありがとうございます。これからも交流を続けていきたいと思っております。

大風正明

男性, 山形県上山市在住

かみのやま田舎時間も回を重ねて今回で10回を数えます。
今回の体験企画に参加されます5名の方、どんな方が見えるか楽しみに待っておりました。
さて、今年の夏模様ですが、葉タバコの収穫作業と素泊まり自炊を計画して、山形の夏、山元の夏を体感して頂きました。
いかがでしたか、皆さんの『田舎時間』を読んでみますと大変楽しく過ごしてくれたようですね、また園地の写真が大変鮮やかに写っていて、見る人に旅情をそそる感じがします。 昼の食事「昼のまま」は、うまがったけがなあ、なんにもないげんと、いっぱいけえ~な、なんたもんだが、えまとかねがあ~。などの山元言葉が思い出されますでしょうか。
『山の向こうのもう一つの日本』 日本は広いと思って帰られましたか。
河崎温泉の風呂上がり、さっぱり感で公民館に戻ってきたら皆さんの笑顔が旅情やまびこたずね人になっていたようで、ふとそんな思いで「どうだっけ」と声をかけました。
やまもと田舎そば打ちはどうですか、皆さん何とか成功して良かったです。味の方もまずまずでした。
公民館での交流会は、大変盛り上がりまして、一夏の楽しい夜更けです、素泊まりの寝袋はどうですか、このような楽しみもあるだろうと計画をしたので一緒に泊まりました、これもまた楽しからずやです。
私の家の自家野菜だけで提供致しました自炊はどうですか。ピーマン、人参、きゅうり漬け、味噌、ネギ、朝食は旨かったでしょうか。ずいぶんとご苦労なさったようですが、これもまた「田舎時間」でしょう。

田舎時間を思い出す
山﨑景子

23歳,女性,商社事務,東京都在住

初めての参加でしたが、別世界に行って戻ってきたような気分です。
農家の暮らしは東京の私の生活とはかなり異なったもので、日本人でもいろんな生活があるんだなと実感しました。今までにした事がない経験(タバコの葉を編んだり、干したり、寝袋で寝たり)ができてとにかく2日間満喫できました。
今回の田舎時間を振り返ると、農家のおばちゃん(ハルコさん)の底抜けに明るい笑顔が浮かんできます。皆さんあたたかくてとってもいい人たちでした。

文省勲/むんみのり

29歳,男性,会社員,東京都在住

今回は3回目、毎度毎度経験のないようなユニークである一方で、上山の方々の温かみや親しみはいつもと変わりなく満ちていた2日間でした。
あいにく天気が悪く2日目に予定していたスケジュールを変更して2日間とも平吹さんにお世話になりましたが、むしろそれが幸いして、農作業もホストの方々との交流は、より深かったように思います。
平吹さんはじめ菅地区の皆さんとは、農作業、食事、夜の宴会などを通じて、親子のような年齢差ながら、親しく何でも話すことができて、お互いすごく元気になったと思います。今でも平吹さんご一家、菅地区の皆さんの優しい楽しい表情は印象に残っていて思い出されます。
また、今回の田舎時間の場となった菅地区は、澄んだ自然の音と歴史に溢れていて、滞在中ずっと清い気持ちでいれたと思います。
農作業自体は、結構学習してがんばったと思うのですが、それでも葉が摘まれていない畑がまだまだ広く残っていて、全部摘むの大変だなと思いました。1日の体験だけでも結構きついと感じたので、これを生業で少人数でされている平吹さんには頭が下がります。
ただいつも通り、作物ができていく全体のプロセスや因果関係、自然とのつながり、それにまつわる社会の仕組み、そこに注ぎ込まれるたくさんの労力や想い、などなど、今回のタバコの経験を通じて、また、かなりリアルな知見と刺激を得たと思います。
最後に、農作業の合間合間や食事の際など、いろいろな心配りをいただいて、気持ちよい時間を送れました。本当にありがとうございました。
今回印象に残った食についても書きたいと思います。
今回は、なんと言っても、「水」と「蕎麦」です。
まず、水。平吹さんの地区での生活水はすべて山の湧き水で、一口飲んで好きになりました。最初飲んだ時に湧き水だとは知りませんでしたが、それでも、地方にあるおいしい水というのを超えた清涼感を感じたように思います。おいしくてかなりがぶがぶ飲みました。表現できないのですが、味というか、あの水の感じは今でも口の中で思い出せます。
あと、蕎麦。そばうちはほとんど素人である田舎時間メンバーが行ったので、太さも堅さもバラバラな仕上がりになりましたが、それでも、新鮮なそば粉から打った「本当のそば」を思う存分堪能しました。
何より感じたのは、そばって、意外に短時間でシンプルに打てる、ということ。もちろん打つ過程で、簡単には取得できない技はあるのですが、それでも、慣れれば、粉を広げて練って切って茹で上げるまで30分程度。
蕎麦買いに行って茹でて食べるのとさして変わらないですよね、手間としては。これだったら自分で練習しながらやった方が絶対お得!と思った次第。田舎時間で蕎麦うちがあれば練習して、家でも自分で打っておいしい蕎麦食べられるようにしようと思います。
最後になりましたが、毎回、常に細かいことも含めて親切をいただいている井上さんに感謝します。

のり

21歳,女性,東京都在住

上山市から帰ってきた翌日、スーパーで怪しげな果物をみつけました。
全身打撲を負ったかのような紫がかっているそれの名前は、「あけび」。(あ、山形で見た青い果物が、こんな色になるのかぁ!)と、ちょっとした発見です。ちなみに、山形産でした。
野菜コーナーで菊の花をみつけました。これも山形産。(山形で初めて食べたんだよなぁ)、と、なんだか嬉しくなってきて、「ツルムラサキ」(山形産)には、(これも、山形で食べちゃったんだよね!)って、言いそうになっちゃいました。
買っちゃおぅかな?!と、ノってきたところで、築200年の平吹さん家の、ほとんど理解できない山形弁が飛び交うお座敷で食べた味を思い出しました。あの味は東京の食卓では味わえないだろうなぁ~。(自慢じゃないですけど、)そんな、キラキラした味を知っちゃいました♪

さとこ

清き水の在る地に命は宿る
息吹ある地平に営みは集る
活きた死を食らうことで生きる故
見えぬ引力で此処に束ねられる

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